昨年不動産ブローカーのライセンスを取得しました。 これまでは不動産セールスパーソンという資格で不動産売買の業務をさせていただいていました。
どう違うのかということと、そもそもブローカーとは? 日本では聞きなれない言葉なので、ライセンスの試験に合格したと日本にいる妹に伝えたところ、おめでとうと言いながら、 なんだか怪しげな名前やね、と言われました。
日本では株のディーラーとかトレーダーは聞きますがブローカーというのは耳慣れない言葉で、響きが少し怪しげに聞こえるのも確かですね。
Brokerの単語をgoo英和辞典で調べてみたら
1 仲介業者,周旋屋. 2 (取引・交渉などの)仲介[周旋]人.3 (恋の)仲立ち;(特に)仲人(marriage broker).
4 株式仲買人(stockbroker)(◆((英)) で正式には broker-dealer という).5 (政界の)黒幕(powerbroker). 6 ((英)) 古物商;質屋(pawnbroker). 7((米麻薬俗))
日本語にしてもあまりいい響きの言葉ではなさそうですね。日本では宅地建物取引士ですね。 Wikiによると昨年の宅建の合格率は15.4%というハードルの高い試験。カリフォルニア州のブローカーライセンスもハードルが高もので、意外とセールスパーソンからブローカーになっていないベテランリアルターが多いものです。
セールスパーソンとは不動産売買賃貸物件の取扱いができますが、必ずブローカーのところに在籍して業務をすることが義務つけられています。 つまりブローカーのの社員という形になります。 ブローカーには独立して業務活動ができます。自分の事務所を構えるのも一つ、すでに不動産業務の看板を揚げているところに住所を借りて活動するという選択があります。 セールスパーソンではカリフォルニア州のReal Estateのサイトに入ってライセンス番号を入れると、所属している会社名と住所が出てきますが、ブローカーになるとライセンス番号は同じですが、会社名が消えていて会社の住所のみ記載されています。
つまりこの住所で自分の名前で不動産活動をしているという意味です。実際はブローカーの看板を抱えている所と契約しているので、私の場合は岡本不動産のアソーシエートブローカーという名称に変わります。
ブローカーになっても自分で独立して事務所を持つより、所属している方が経費的にもかからないというので、アソーシエートブローカーでいる人も多いです。
ブローカーになるとそれなりに勉強してきた知識が増える、ステータスも上がるというメリットがあり信用度も上がり、仕事の幅の広がります。一番の強みは明日からでも独立して仕事ができるということです。
0コメント