後継のいない不動産物件

こんにちは。 米国不動産、サンフランシスコ不動産の高橋初未です。


 隣の住人が亡くなって約10ヶ月。 身寄りのないおじいちゃんだったようです。 しばらく見ないと思ったら、病院で亡くなったという話でした。 それから早10ヶ月。 遺書も何も残さず亡くなったのでしょう。 空き家になったコンドはには誰も整理しに来る人もなく、隙間から見える部屋の様子は、散らかり放題のまま。

 そのうち、何だかこちらの水やの周りが何かの際に臭ってきて、変だと思っていたら、おじいちゃんの入り口のドアの周りが、かんかん照りの暑い週末になぜか濡れている。

裏の方に回ってみると、下水管から水漏れ。 週末のこともあって、HOA(ホームーオーナーアソーシエション、管理会社)はお休み。 写真を撮って担当者に送ることにしました。

 月曜日に下水管修理の人が来て下水管の水漏れを直そうとしていましたが、そこだけが問題ではないと思うので、HOAに連絡して、おじいちゃんの部屋の中を開けてみることが必要、だと修理人に行ってその場で連絡してもらいました。 こっちの人は一度で済むこと何に中途半端なことしかしないから、何度も繰り返して言わないと仕事をしない傾向があります。

HOAの担当はわかってなくて、下水管修理の人だけを送ったみたい。やることが中途半端。

それで おじいちゃんの部屋を開けてみたら。ダッダーン!!!

恐ろしい事態に。部屋中水浸し、汚水臭が充満の状態。  

幸いにも部屋が一階だったので、良かったものの、これが2階の部屋だったら、天井から水漏れの上、天井が抜けてしまいます。

クリーニングの人はビニール製の黄色い作業着に特別なマスクをして、まるで汚染地区の作業着の出で立ちで、クリーニング。 便器も取り外して、カーペットも剥がして捨てて、とりあえず凄いことになっています。

二日目は多少のプログレスあり。下水管は直ったのでこちらの部屋まで臭いはしなくなったのが救いですね。

誰も後継が見つからなければ政府が没収してプロベートセールにするしかないのですが、時間がかかりそうです。

誰も後継ないない場合は生前に考えないと死んでからでも他人に迷惑をかけることになりますね。

こんなにボロボロでも、部屋自体が大きくないので、きちんと直せばいい投資物件になることは間違いなしです。

高橋初未の米国不動産とサンフランシスコ不動産

サンフランシスコ、シリコンバレーなどベイエリアを中心にカリフォルニア州と米国不動産情報を発信しています。

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